酉年のとりはニワトリの事ですが
私は鳥をモチーフにしたカードや雑貨など昔からとても好きです。
以前、お花屋さんで働いていた時にもオーナーが本物の鳥は苦手なようでしたが(笑)
国内、海外の小鳥のモチーフの雑貨などを集めて並べていたので
それが可愛くて好きなのかもしれません。
鳥に関しては色々、思い出もあります。
子供の頃、セキセイインコを飼っていました。
最高で8羽いたときもあります。すべて外から飛んできた子たち。
父が鳥が好きで庭先の木に鳥かごを吊るしメジロをつがいで飼っていました。
庭の木の実の他、エサ台もありミカンも枝に挿していたので食べ物が沢山あり
色んな種類の鳥たちが出入りしていたように思います。リビングの窓から飛んでくる鳥たちを見るのが大好きでした。
すずめは集団で来ていましたが他の鳥はつがいで来ていたように思います。
ある日、セキセイインコが庭先に訪れ飼うようになってからは
次々とインコが現れ増えていったのです。
セキセイインコは色がカラフルなので庭の木に止まると目立ちます。
鳥かごの中にえさを置き訪れをじーっと待ちます。
かごの中に入ってくれたら「Welcome♪」と戸を閉めます。
こんなことを繰り返しているうちに大所帯になってしまいました。
なんとか1羽でも言葉を覚えさせようと学校から帰宅すると訓練します。
「むかし、むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが・・・・」と毎日インコ達に話しかけましたが
誰も喋れずそれは叶わぬ夢に終わりました。
インコの世話は私の仕事でした。かごの1番下にスライドできるトレーがあり新聞が敷いてあります。
新聞に溜まった糞を新しい新聞と取り替えるのです。
取り替えた後はそーっと入口の扉を開けてエサもあげます。
ある日のこと、、。エサをあげる為に扉を開いたところ1羽のインコが逃げてしまったのです。
「さすらい」と名付けたブルーのインコ。文字通り、流離っているうちに迷い込んできたのが命名の理由です。
ピーターやピーコなどの呼び名が多い中
「さすらい」という和名はこの子だけでした。
インコは沢山いたので1羽くらい、居なくなっても良かったのでしょうが
自分の不注意で逃げてしまったので子供心に責任を感じ、必死で探しました。
「さすらい」を探す為にさすらった小学生の私でした。
少ししてから自分が通っている小学校でセキセイインコが捕獲されたのです。
職員室に見に行くとブルーのインコがいたのです。「さすらいだ!!」
「これ、うちのインコです!」先生に申し出るともう1人、
「うちのインコです!」って人が現れて(この辺りの記憶が40年以上前のことでどうしてもう1人そういう人が現れたかが思い出せず)
職員室の入り口で話し合いが行われました。いつ頃、居なくなったのか、逃げた時の状況等・・・。
お互いにうちのインコと言い張り、譲りません。
「これはうちのさすらいです!間違いないです!首の辺りに大小のほくろがたくさんあるから・・・!」
インコなんて大抵、ほくろ?模様?で黒い箇所はありますがその時に身体的
特徴を自信を持って言いきった私に軍配が上がり、無事に家に連れて帰りました。
それから何年か後にさすらいは亡くなり今でも実家の庭に眠っています。
ヒッチコックの「鳥」っていう映画を若い頃、観た影響でしょうか?未だにカラスは怖いです。
ゴミを捨てに行くと飛び立つわけでもなく、まるでゴミを捨てている人間を監視するかのように
少し高いところに止まってこちらを見ているのです。
目を合わさないようにその場をそっと離れます。もしカラスが黒ではなく他の色なら
少しは印象も変わったのでしょうか?
ニワトリに関しては小学校の裏庭でチャボを飼っていて世話をした思い出でしょうか。
今でこそ、絶対に無理ですが抱っこしたりしていた記憶があります。
私的にはもっと歳を重ねて大好きなテニスもできなくなったら
バードウォッチングを趣味に店主と山に出掛けたいなと考えています。
カラスのカア~ッ、カア~ッは怖いですが鳥のさえずりは心が癒えます。
そして年末には紅白歌合戦で最後に観客席の投票を数える為に双眼鏡を持ちカウントを行う
野鳥の会(野鳥の会が行っていたのは1時期だけのようです)で活躍できたらいいですね♪♪♪
20年後にやってるといいですが、、、、今も、もうやってないのかも(笑)