過去にも何度か記事にさせていただきましたが手ぬぐいは文字通り手を拭う平織りの生地のことです。
手ぬぐいは手を拭う生地の役割だけでなく
お弁当包み・食器拭き・ランチョンマット・バンダナ・タペストリーなど使い方は色々あります。
つい先日、友人に会った際に「手ぬぐいが一番、使い勝手が良い!」
「吸水性が良いし乾くのも早いからハンカチとしても食器を拭くのにも便利!」と
持っていた手ぬぐいを見せてくれました。
生地の柔らかさや色が褪せた感じからしても相当気に入って使っているようです。
そして驚いたのがとても渋い?手ぬぐいの柄でした。
自分が身につけているものやそばに置いておきたいものというのは
その人の趣味や趣向が現れると思うのです。
普段、私が思っている印象とは違った一面が見れたような渋い手ぬぐいを持っていた
友人に何だか今まで以上に親近感がわきました。
手ぬぐいの染め方としては大きく分けて「プリント」と「本染(注染)」があります。
本染(注染)と呼ばれる染め方は表裏なく染め上がるのが特徴で
職人の手作業中心に行われる工程は気温や、湿度、一瞬のタイミングで仕上がりに微妙な変化が生まれ
にじみやムラなども注染独特の味わい、手ぬぐいの個性として楽しめるようです。
タオルソムリエとしてはタオルが作られるまでの工場にも一度、見学に行きたいと思っていますが
同時に手ぬぐいが仕上がる工程を職人さんのそばでじっくり見てみたいので
店主に「連れてって~」と現在、交渉中であります(笑)
松竹タオル店は主にタオルのお取り扱いが中心ですが手ぬぐいも店頭に並んでいて
楽しみながら柄を選んでお買い上げされるお客様も少なくないですが
ある程度、まとまった枚数でオリジナルデザインの手ぬぐい、または既製の手ぬぐいに名入れしたものなどのご依頼が多いかもしれません。
浅草橋という場所柄、外国人の方がOMIYAGEとして、
噺家さんがご贔屓筋に配る、剣道の大会の記念品としてなど
タオルと同じくらい、様々なご用途で活用されています。
手ぬぐいについて調べていくと手ぬぐいの歴史は日本の織物の歴史でもあり
とても奥の深い布であると感じます。
最近は様々なデザインの手ぬぐいが雑貨屋さんにも並んでいますし
素敵な手ぬぐい専門のお店もありますね。
手ぬぐいのデザインには季節ものや縁起物、動物柄や趣味を表現したものなど
見ているだけでもとても楽しいものです♪
現代では手ぬぐいを本来の目的(手を拭う)にお使いいただく以外にも
額に入れて飾ったり、コレクションしている方もいらっしゃるようです。
✿プリント手ぬぐい
プリントの手ぬぐいは本染めでは表現しにくい、細かい柄や多色使いのデザインも可能です。
そんな手ぬぐいを絵の様に飾って楽しむ
「カレンダーをめくるように手ぬぐいを飾ろう」
というテーマで新しい手ぬぐいが近々、入荷予定です。またご案内させていただきます♪♪♪
タオルのことなら松竹タオル店
松竹タオル店は、JR浅草橋駅西口下車徒歩1分です。
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当店タオルソムリエがあなたにぴったりのタオルをご提案差し上げます。
皆様のご来店・ご注文を心よりお待ちしております。
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